高松市に住む17歳の双子アーティストの作品展が、商業施設「丸亀町グリーン」で開かれています。

2人が描く動物たちの絵は、大反響です。動物たちが一斉に空を見上げています。
右が兄、左が弟、異なるタッチがあわさった唯一無二の世界です。双子アーティスト2回目の個展には、新作を含む約50点が展示されています。

7日は、会場に本人たちがいました。兄の泰一さんと弟の祥大さん。一卵性の双子で、ともに知的障害をともなう自閉スペクトラム症がありながら、両親の深い愛情のもと好きな絵をのびのびと描いてきました。
(兄 泰一さん)
「動物の絵を描いてください。絵を描きます。見てくれてうれしいよ」

(弟 祥大さん)
「(何を描いていますか?)ローランドゴリラです。(ゴリラ好きですか?)はい、その通り。イケメンみたいな感じです」
5月に初めて開いた個展が大反響。一躍、アート界注目の2人になりました。
(訪れた人)
「迫力があって、色使いがとても鮮やかでいいなあと思いました」

8月にお披露目された、しろとり動物園の看板の原画も展示されています。個性豊かな作品展は、今月19日まで開かれています。