アフリカのウガンダに、高さ300メートルの崖を今にも崩れそうなはしごを使って登る1人の女性がいました。彼女の目的は一体、何なのでしょうか?

アフリカ東部・ウガンダ。四角い箱を背負った女性が山の中に分け入ります。その先に待っていたのは、およそ300メートルもある崖!今にも崩れそうな木製のはしごを使って慎重に登っていきます。

たどり着いたのは小さな集落。背負っていた箱から取り出したのはワクチンです。

実はこの女性は看護師で、病院に通うのが困難な僻地に住む人たちに医療を提供しているんです。

看護師 アグネス・ナンボゾさん
「はしごを登ることに何の抵抗も感じません。彼らも医療サービスを必要としています。だから私はここに来るんです」