自転車競技と出会ったのは3年前、足の炎症で趣味のランニングの代わりに、より負担の少ない自転車に乗り始めたことがきっかけでした。
藤本六三志選手:
「人力で速く走れる、遠い所まで行けるのが魅力的で、乗り始めたときからロードバイクの魅力にすごくはまって」

去年6月、本格的にロードレースに取り組み始めると、去年9月の初めて参加した大会では、健常者もいる中で3つのうち真ん中のクラス中級の部で3位になるなど結果を残し、日本ろう自転車競技協会の強化選手に選出。

今年7月、本格的に競技を始めてわずか1年4か月ほどでデフリンピックの日本代表に選ばれました。
藤本六三志選手:
「1年前、2年前の自分はこうなると思っていなかったので、正直びっくりな気持ちもありつつ」