小笠原近海にある熱帯低気圧は24時間以内に台風に変わる見込みです。5日から6日にかけて小笠原諸島の南海上をゆっくり西よりに進むと予想されています。

気象庁によりますと、熱帯低気圧は4日午後3時現在、小笠原近海をゆっくりとした速さで西へ進んでいます。中心気圧は1008hPa、中心付近の最大風速は15m/s、最大瞬間風速は23m/sとなっています。

この熱帯低気圧は24時間以内に台風となり、5日にかけて小笠原諸島の南海上をゆっくり西よりに進み、6日は日本の南を進む見込みです。

5日に予想される最大風速は小笠原諸島で15メートル（最大瞬間風速25メートル）、6日も同様の風速が予想されています。

波の高さは5日から6日にかけて、小笠原諸島で3メートルのうねりを伴う高波となる見込みです。

小笠原諸島では5日から6日にかけて、強風やうねりを伴う高波のほか、落雷、突風、急な強い雨に注意が必要です。

また、大潮の時期と重なるため、高潮にも警戒してください。