今月11日から始まる「全国地域安全運動」を前に東京・江東区で警視庁の防犯イベントが開かれ、特殊詐欺への注意が呼びかけられました。
イベントには元プロレスラーの武藤敬司さんも一日署長として参加しました。
元プロレスラー・武藤敬司さんら
「犯罪を根絶するぞ」
きょう(4日)、元プロレスラーの武藤敬司さんは警視庁城東署の一日署長を務め、地元の住民ら参加者と一緒に全国的に被害が相次ぐ、警察官を騙る特殊詐欺などの特徴についてクイズ形式で学びました。
署員
「特殊詐欺犯人からアポ電は大半が固定電話にかかってくるため、固定電話の対策を行えば、特殊詐欺を防ぐことができる?〇か×かどちらでしょうか?」
固定電話だけでなく、携帯電話にも詐欺の電話はかかってくるため正解は×。
武藤さんはクイズに見事正解しました。
元プロレスラー・武藤敬司さん
「一瞬ひっかけかなと思った」
警視庁によりますと、ことし都内で確認された特殊詐欺の被害額は8月まででおよそ70億円と、去年の同時期と比べておよそ18億円も増えているということです。
城東署の山内大署長は、特殊詐欺について「一番深刻なのは警察官をかたったオレオレ詐欺です。本物の警察官はビデオ通話を使って逮捕状を示すということは絶対にありませんので、そのような電話があった際はすぐ110番通報してください」と強調し、注意を呼びかけました。
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