三井住友カードが来年3月に「Vポイント」を運営する会社を買収することが分かりました。

三井住友カードが買収するのは、「Vポイント」を運営するCCCMKホールディングスです。

関係者によりますと、来年3月をめどに出資比率を三井住友フィナンシャルグループとあわせて80%まで高める見通しです。

三井住友は5月に、OliveでVポイントとPayPayポイントを交換できるサービスを始めるなど、ポイント戦略に力を入れています。

およそ1億6000万の会員を持つVポイントの買収を通じて事業を強化し、顧客獲得につなげたい考えです。

銀行各社では、みずほ銀行が楽天と提携しているほか、三菱UFJ銀行も総合金融サービス「エムット」でポイントサービスを始めるなど、「ポイント経済圏」をめぐる争いが激しくなっています。