毒性が強く、刺されると最悪の場合は死に至ることもある危険なアリ『ヒアリ』が新潟東港で確認されました。新潟県内でヒアリが発見されるのは初めてです。

新潟県によりますと、環境省が毎年行っているヒアリの調査で、ヒアリに似たアリおよそ20匹が26日に見つかり、29日に専門家の調査でヒアリと判明しました。
県内でヒアリが確認されるのは今回が初めてです。

ヒアリは、刺されると“やけど”のような激しい痛みが出て、最悪の場合には死に至ることもあり、発見時に緊急措置を行う必要がある『特定外来生物』に指定されています。
県は、ヒアリの発見場所とその周辺に殺虫剤を設置したということですが、ヒアリを発見しても踏みつけたり、たとえ死んでいても素手で触れたりせず、ヒアリと疑わしいアリを見つけたときにも最寄りの市町村や保健所に連絡するように呼び掛けています。