斉藤鉄夫国土交通大臣の去年行われた衆議院議員選挙の収支報告書に、宛名や但し書きが空欄の領収書がおよそ20枚添付されていたことがわかり、斉藤大臣が陳謝しました。

斉藤鉄夫 国土交通大臣
「昨年の衆議院選挙における私の陣営の選挙運動費用収支報告において、添付書類である領収書の一部に不十分な点がありました。広島県選挙管理委員会と相談した上で、適切に対応してまいります。申し訳ございませんでした」

斉藤大臣によりますと、去年の衆院選で斉藤大臣の選挙運動費用収支報告書に、宛名や但し書きが空欄となっている領収書が20枚程度、あわせて5万円あまりが添付されていたということです。

領収書の内容は、選挙事務所で使用した弁当や飲み物、マスク、クリーニングの代金などで、斉藤大臣はこれらの使い道について「適正に支出された」としていて、「今後はこのようなことがないよう、再発防止に努める」としました。

去年の衆院選の選挙運動の領収書をめぐっては、岸田総理も収支報告書に但し書きのない空白の領収書が98枚あったことがわかっています。