「マイナ救急」の運用が、あすから全国で始まります。

村上誠一郎 総務大臣
「持病をお持ちの方や高齢者の方を始めとして、日頃からマイナ保険証を持ち歩いていただければ、いざというときに、マイナ救急をご活用いただけますので安心できると思います」

「マイナ救急」は119番通報した際にマイナンバーカードに保険証を登録した「マイナ保険証」を救急隊員に見せることで、患者は自分の受診歴や薬の処方歴をすぐに伝えられるというものです。

これによって、患者が意識不明の場合や患者の家族が動揺している場合でも、自分の病歴や飲んでいる薬を正確に伝えられることで、搬送先の病院の選定や病院での適切な医療行為の実施に役立てることが期待されています。

これまで一部の地域では、すでに実施されていて「一命を取り留めた事例も報告されている」ということですが、あすからは全国一律で実施されます。