自民党総裁選に立候補している林官房長官はきょう、民放の番組に出演し、靖国神社の参拝をめぐり、“わだかまりなく手を合わせることができる環境を作るのは政治の責任の一つ”と話し、A級戦犯の分祀に取り組む考えを示しました。
自民党総裁選の5人の候補が出演した民放番組で林官房長官は、靖国神社の参拝について「今の平和と繁栄の礎になっておられる皆様に手を合わせるというのは当然のことだ」と強調しました。
その上で、過去に中曽根康弘元総理や自民党の古賀誠・元幹事長がA級戦犯の分祀に取り組んでいたことを挙げ、「皇室の皆さんも含めてわだかまりなく手を合わせることができる環境を作っていくというのは政治の責任の一つ」との考えを示しました。
また、茂木前幹事長も、「天皇陛下が手を合わすことができない状況を、やっぱり変えていかなければいけない」との考えを示しました。
一方、高市前経済安全保障担当大臣は、「刑を執行されて、その段階で日本国内でもそれはもう罪人ではありません。だから私は、やはり手は合わせたい」と話したほか、番組出演後の記者団の取材に対し、「分祀は考えていない」などと自らの考えを示しました。
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