高齢者に飲酒運転の危険性などを体験してもらおうという交通安全教室が、山梨県南アルプス市で開かれました。

交通安全教室は山梨県警とHonda Cars 山梨が開いたもので、高齢者とその家族の約15人が参加しました。

参加者は特殊なカメラなどが建物や人との距離を感知して、自動でブレーキがかかるサポートカーを試乗したほか、酒に酔った状態の視界になるゴーグルを付けて、飲酒運転の危険性を体験しました。

参加者「運転できないよこうなると。怖くて」

今年、県内で起きた飲酒運転による人身事故は、先月末までに27件と人口10万人当たりでは全国ワーストになっていて、警察は飲酒運転の撲滅に向け取り締まりを強化しています。