昨年亡くなったスペインの芸術家、ルイス・ペッサさんを追悼する展覧会が岡山県津山市で開かれています。

去年のクリスマスイブに95歳でこの世を去ったスペインの芸術家、ルイス・ペッサさんを偲ぶ展覧会です。「抽象表現」を経て、晩年は「具象」に回帰したというルイスさん。会場には初期から晩年までの絵画や版画などおよそ60点が展示されています。
そのスペインでおよそ40年にわたり活動し、今年の春、故郷の津山市に戻って自身の美術館を開設した画家の保田扶佐子さんです。

スペイン時代はルイスさんに師事し、様々な版画技法を教わりました。以来、師として、友人としてルイスさんとの交流は生涯にわたって続いたといいます。

(画家 保田扶佐子さん)
「お金とかなくても人生を本当に芸術で楽しんできた人だなと思って。芸術をとおして、いくらでも豊かに楽しく生きられるということを垣間見てもらえたらいいなと思って」
ルイス・ペッサさんを追悼する展覧会は今月(9月)30日まで行われています。