南城市の古謝景春市長のセクハラ問題をめぐり、南城市議会は26日午後、市長に対する4度目の不信任決議案を採決します。

南城市の古謝景春市長はことし5月、市が設置した第三者委員会から複数の女性職員に対しキスや太ももを触るといったセクハラ行為があったと認定され、辞職を提言されていました。

しかし古謝市長は辞職を拒否し、その後、被害を訴えている女性職員への「口止め」や「告発者探し」を自ら行っていたことを疑わせる音声記録の存在が明らかになっています。

26日、南城市議会で最終本会議が開かれていて、午後には一連の問題で初めて与党側から出された古謝市長への不信任決議案を採決します。

19人の市議全員が出席しているため、不信任決議案は4分の3以上にあたる15人以上の賛成で可決されます。

これまでのところ14人が賛成する見込みで、態度を明らかにしていない与党議員5人の対応が注目されます。