JICA=国際協力機構が国内の自治体をアフリカの「ホームタウン」に認定する交流事業を撤回したことをめぐり、岩屋外務大臣は「自治体に過大な負担が生じてしまった」と陳謝しました。

岩屋毅 外務大臣
「JICAが自治体をホームタウンとして認定するという構想のあり方そのものが国内での誤解と混乱を招いて、当該4つの自治体に過大な負担が生じる結果となってしまった。これは申し訳なかったと思っております」

岩屋外務大臣は訪問先のニューヨークでこのように話し、JICAの「ホームタウン」事業をめぐり、「移民が増える」などの誤解が広がり、自治体に抗議が殺到したことを陳謝しました。

また、「諸外国との間で国際交流を促進することは引き続き、極めて重要だ」と強調したうえで、「外務省として、国際交流の意義について、国民の理解が得られるよう努力をしていきたい」と話しました。