大逆転でのクライマックスシリーズ進出を狙う楽天。9月24日の夜、ホームで首位・ソフトバンクと対戦しました。

レギュラーシーズン残り10試合で3位・オリックスを4.5ゲーム差で追いかける楽天。その大事なカード頭を託された先発・ヤフーレは1回、けがから復帰の1番・柳田選手にいきなり2ベースヒットを許します。その後、満塁のピンチを招くと4番・中村選手の内野ゴロの間に先制を許しこの回2点を失います。

1か月ぶりの登板で粘りを見せたいヤフーレでしたが、首位を走る強力打線につかまり4回途中5失点。試合を作ることができません。

反撃に出たい打線は5回、1塁2塁とし1打席目ヒットの太田選手が低めの変化球をしぶとくライト線へ運び、2塁ランナーが生還。
防御率リーグトップのモイネロからようやく1点を返します。

尚もチャンスは続き、不動の一番に定着した中島選手ですが、ここはファウルフライ。モイネロ攻略には至りません。

ビハインドの展開が続く中、8回からはプロ入り4年目サウスポーの泰投手が自身プロ2試合目の一軍マウンドに。ファームで抑えを務め30セーブを挙げている21歳は堂々としたピッチングで三振を量産。9回には三者連続三振を奪い、2イニングをピシャリ。今後に期待が膨らむ投球を見せました。

明るい材料もあった一方で楽天3対8ソフトバンクと、手痛い敗戦を喫しCS進出への道が遠のいた楽天。いよいよ、崖っぷちに立たされました。