東京・練馬区で、出産した直後の赤ちゃんをごみ箱に置き去りにして殺害しようとした罪に問われている母親の初公判が開かれ、母親は起訴内容を認めました。
無職の北川望歩被告(23)は去年6月、東京・練馬区の同居していた男性の家の風呂場で出産した男の赤ちゃんをビニール袋に入れ、近くのアパートにあったごみ箱に置き去りにして殺害しようとした罪に問われています。
きょうの初公判で、裁判長から起訴内容について「間違いないか」と問われた北川被告は、「ないと思います」と述べました。
検察側は冒頭陳述で、「出産後、風呂場にあったカミソリでへその緒を切り、男の子の生死を確認することなくビニール袋に入れて、捨てるのに適した場所を探し歩いた」と指摘しました。
一方の弁護側は、「床に置いた赤ちゃんは泣きもせず動きもしなかったので、被告は赤ちゃんが死んでしまった可能性が高いと考えた」「積極的に殺そうとした訳ではない」と主張しました。
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