アメリカのトランプ大統領はロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、EU=ヨーロッパ連合などの支援があれば「ウクライナは戦闘が始まった時点の国境の回復が可能だ」との考えを表明しました。
トランプ大統領は23日、「ヨーロッパ、特にNATOの財政的支援があれば、ウクライナはこの戦闘が始まった時点の国境線の回復が十分に可能だ」とSNSに投稿しました。
2022年にロシアが本格的に侵攻を始めた時点の国境線の回復が可能だとの認識を示したものとみられます。
トランプ大統領
「私は本当に思っているんだ。ウクライナに国土を取り戻させよう」
トランプ氏はロシア経済が落ち込んでいるとの認識を示したうえで、ロシアは「3年半も勝利の見通しのない戦闘を続けている」「張り子の虎のようなものだ」と指摘しました。
トランプ大統領はこれまで、和平合意の実現に向けて、ウクライナはロシアが占領する東部ドンバス地方をロシアに割譲せざるを得ないという認識を示してきていて、大きな方針転換になります。
トランプ氏としては和平合意に向けてロシアとの対話に軸足を置いてきましたが、事態が前進しないことを受けて圧力を強める方向に態度を転じたものとみられます。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「トランプ氏との関係は以前より良くなったと思う」
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は「FOXニュース」の番組に出演し、トランプ氏の発言に「少し驚いた」としたうえで、「アメリカが戦争終結までウクライナを支援するという非常に前向きなシグナルだ」という認識を示しました。
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