白石尚久新監督就任会見質疑応答(抜粋)

Q.キャリアについて
A.白石尚久新監督
サッカーを始めたのは遅かった。選手として成功はしなかったが、指導者になって人生の目標をそこで見つけた。17年くらいヨーロッパで活動し、ヨーロッパでプレーする日本人選手も見てきて、そういう経験も踏まえて、いろいろな引き出しを高知の選手に提供できると思う。
Q.今の高知ユナイテッドをSCどんなチームと見ていて、どんなチームにしたい
A.白石尚久新監督
今までの試合を見て、各選手の雰囲気は掴んでいる。今いるスタッフからも情報を聞いて深掘りできている。選手は、ハードワークなメンタルがあって、試合を見て選手は諦めない、身を投げ出してもプレーするなど、このチームだったら鍛えたらもっと強くなる、ハートがある選手たちと思っている。戦えるチームだと思う。
Q.今シーズンの目標
A.白石尚久新監督
結果が大事なので、残留することを直近の目標にしている。スタッフや選手には、サッカーのみに邁進するよう伝えている。今後の目標は残留してから。選手が勝つための準備、メンタル、フィジカルも、食べること、プロとして当然の毎日の習慣をやってもらいたい。
Q.初めて指揮を取る9月27日北九州戦の意気込み
A.白石尚久新監督
実際に競り合った時に、ライバルに対して競争心と闘争心を持って、すべてに対して勝ち続ける、勝ちにこだわる、競争心と闘争心を植え付ける。
Q.巻き返しに必要なことは
A.白石尚久新監督
1つは、ピッチの中で戦える選手になること。メンタルとしても必ず勝ちに行くメンタルを持つことが大事。技術も大事だが、プロの上では諦めない、闘争心、これを選手には追求したい。日本のライセンスをとったことはないが、ヨーロッパで学んだことを日本人の特性、日本の真面目なハードワークと掛け合わすといい結果が出ると思う。ピッチで戦おうという意識がないといけないのでそこを意識付けしていく必要がある。ヨーロッパ各国を見てきた中で、プロ意識、戦う意思がある人が結局は勝つので、そこを選手に落とし込んでいきたい。
Q.パワハラ問題をどう受け止めてどう改善していく
A.白石尚久新監督
ここに来たのはチームに貢献して結果を残すことなので、まずはそこにフォーカスをする。選手とのコミュニケーションを取るのは最低限として必要。好きな食べ物や音楽など、性格を知りたいと思っている。それと同時に、プロサッカー選手としての自己管理や意識付けをやっていきたい。
Qいろいろあった中で高知に来てもらった決め手
A.白石尚久新監督
選手がハードワークするところ。いくら監督やスタッフにそれがあっても、選手が動かないと試合は勝てない。そういう意味でも、この選手たちにはポテンシャルを感じた。ハードワークとハートが見えた。
Q.県内でサッカー文化を根付かせることについて
A.白石尚久新監督
ミスをしても自分たちが自信を持って挑戦した、そのミスをどうチームで修正するか、サッカー好きな人たちに、ボールのないところでもハードワーク見せていただきたい。