警視庁の警察犬の慰霊祭が東京・板橋区の霊園で行われました。

きょう午前、板橋区の霊園で犯罪捜査や人命救助などに貢献した警察犬の慰霊祭が行われました。

去年9月下旬からの1年で死んだ12頭のうち、ラブラドール・レトリバーの「イルミナ号」は薬物や銃器など複数の匂いを嗅ぎ分ける警視庁初のハイブリッド犬として活躍。

倉庫内からおよそ1キロの乾燥大麻を発見したり、事務所内から拳銃を発見したりするなど、およそ6年にわたって活動し、「警視総監賞」を2度受賞するなどしました。

また、「スキッパー号」は山梨県内のキャンプ場で行方不明になった女の子の骨を発見するなどしました。

警視庁鑑識課 畑孝博 課長
「鑑識課の一員として全力で職務に取り組んでいただきました。それに深い感謝の意を込めて、きょうは追悼させていただきました」