RSKイブニングニュースでは、日本財団、「海と日本プロジェクト」の取り組みに賛同し、今週1週間を「岡山の海の魅力再発見ウイーク」として、海に関する様々な情報をお届けしていきます。

いま皆さん「海離れ」が進んでいるのをご存じでしょうか?3回目は、海に行く「きっかけ」をなくさないための取り組みです。

【画像①】

(女性客)
「久しぶりに来たので、海だなぁと思って」
(男性客)
「小さい頃よくここで泳いでいたので」

岡山市東区の旧宝伝海水浴場。長らく静かだった浜辺に、この日、人々の声と笑顔が戻ってきました【画像①】。

(漁協女性)
「初めてのイベントで。はい、頑張ってまーす」

実はここ、去年3月に公設の海水浴場としての廃止が決まり、以来、かつてのような賑わいは見られませんでした【画像②】。

【画像②】

今年、初めて開催された浜辺でのイベント「あさひ夏フェス2025」。かつて賑わいを見せた、「旧宝伝海水浴場」に、再び活気を取り戻したいと立ち上がったのが、地元「朝日漁協」と、岡山県内でマリンスポーツの普及を行なう団体です。

(伊加さん)
「出店の皆さん、おはようございまーす!おはようございまーす!この海を未来とか子どもたちにんつなぐにはどうしたらいいんだろうって考えて、少しずつ活動してます」

(安原さん)
「そうですね、やっぱり僕たち自然の中で生きてるんで、海がこう人とのつながりを育む場所であって欲しいですね」

【画像③】

日本財団の調べによりますと、「海は大切な存在だ」と認識しながらも、「海が好きだ」と答えた人は年々減少しているといいます。その理由として、「家から遠い」「海に行く発想がない」などが挙げられています。

一方で、海に行く理由としては「リラックスするため」など特に、非日常的な体験や、心身のリフレッシュを求めて訪れる人が多いことが分かります。

【画像④】