中国国営メディアは江沢民・元国家首席が死去したと伝えました。
江沢民氏は生前、面会した高田元長崎県知事に対し、核兵器廃絶を求める長崎県に理解を示していました。


高田 勇元長崎県知事は、1998年に北京で中国の江沢民 国家主席と面会し「長崎県は被爆県の一つとして核兵器廃絶に向けて努力しており、ご支持を願いたい」と要望。


これに対し江沢民氏は「第2次世界大戦は中国人民と共に、日本人民にも災難をもたらしたものであり、被爆県である“長崎の気持ち”は十分に理解している」と理解を示しました。


中国国営メディアによりますと江沢民氏は30日、白血病などのため上海で死去したということです。96歳でした。