脳を活性化し、認知症予防にも効果が期待されている回想法を体験する講座が、9月21日、静岡県藤枝市で開かれました。

この体験会は、藤枝市郷土博物館の所蔵品を活用して開かれている回想法講座が7年目を迎えたことを記念して開かれました。

講師を務めたのは、日本福祉大学で回想法を研究している来島修志助教授です。

9月21日は市内に住む約30人が参加し「子どもの頃何をして遊んだか」をテーマに思い出を語り合いました。

回想法は、過去の経験や思い出を語り合うことで脳機能を活性化する心理療法で、最近は認知症予防にも効果が期待されています。

<体験した人>
「幼いころのことは案外皆さん忘れちゃっていますけど、こういう機会があることで自分もこうだったなとか、振り返ることができたのでそれはすごく良かったと思います」

郷土博物館では、年内にあと3回回想法記念イベントを開催します。