静岡県河津町の動物園「iZoo」では、東南アジアに生息する「マレーハコガメ」の赤ちゃんが誕生し、一般公開されています。

長さ4.4センチ、体重15グラムのマレーハコガメの赤ちゃんです。
産卵数が少なく、繁殖例が少ないカメですが、母親が2025年6月に1つだけ産卵し、ふ卵器に入れた卵が9月16日にふ化しました。
チャームポイントはお腹の模様で、まげをつけた殿様の顔のように見えます。

<来園者>
「きれいですね」
Q.殿様の顔に見える?
「見えます。帽子っぽく見えるところ」

<体感型動物園iZoo 白輪剛史園長>
「模様自体は一般的なんですけど、その模様を殿様みたいだねと言ったのは初めてかもしれないですね。この丸い模様は、目玉の模様の擬態ともいわれていまして、子どもが身を守るための模様の1つだと思っています」

大きくなると、お腹の模様は不鮮明になりますが、今後1、2年の間は殿様の顔を楽しめるということです。