
なぎなたが盛んな地域として知られている一戸町。
その理由は2016年に開催されたいわて国体で、一戸町はなぎなたの会場になりました。

これをきっかけに、一戸町は町を上げてなぎなた競技の普及と選手の育成に力を入れました。
その影響を受けて競技を始めたのが北選手です。

北選手は小学2年生のころ、担任の先生から町技でもあるなぎなたを勧められたことがきっかけで競技に取り組みます。

(北謙信選手)
「防具の時に1本当てることも難しいんですけど、当てた時の達成感がほんとにうれしくて、そこにひかれました」
競技を始めてから2か月、すぐに頭角を表します。

初めて出場した一戸町長杯では演技・試合競技ともに準優勝を飾るなど一気に才能を開花させます。
現在も部活動や一戸町なぎなた協会が主催する練習会などに週に5日参加し、鍛練を積んでいます。

(北謙信選手インタ)
「後輩にも先輩として教えることもあるし、強い先輩とやることによって自分の技を鍛えることができるので、そういう部分がうれしい」

競技に真剣に向き合う北選手について同級生は…

(同級生は)
「みんなが笑えるような雰囲気を作ってくれる人です」