静岡県伊東市の田久保真紀市長の学歴詐称疑惑を巡り、伊東市議会の当時の正副議長が偽造私文書等行使の疑い提出していた告発状を、伊東警察署が9月18日付で受理したことがわかりました。

伊東市の田久保市長の学歴詐称疑惑を巡っては、伊東市議会の当時の正副議長が「東洋大学を卒業していないのにもかかわらず、何らかの方法で偽造した東洋大学名義の卒業証書と称する文書を閲覧させ、面会した正副議長に自身の経歴などについて説明を行い、東洋大学を卒業したと誤認させた」などと指摘し、これらが偽造私文書等行使の疑いがあるとして、9月9日付で伊東警察署に刑事告発していました。

刑事告発には、2人を除く他の当時の現職市議17人全員も賛同していました。

田久保市長への刑事告発を巡ってはこれまでに、伊東市の市民や、田久保市長の学歴詐称疑惑を調査していた百条委員会、千葉県の公務員から、公職選挙法違反の疑いや地方自治法違反の疑いなど合わせて3件の告発状が提出されており、いずれも静岡県警伊東警察署に受理されています。