初雪の便りとともに大雪への注意と準備が必要です。青森地方気象台は、30日午後2時すぎに、青森市で観測史上、最も遅い初雪を観測したと発表しました。青森県内は今夜からあさってにかけて大雪に注意が必要です。


午後3時前の青森市。未明に10度あった気温はぐっと下がり、この時点で2.3度になると雪が降りだしました。そして青森地方気象台は午後2時にすぎに初雪を観測したと発表。去年より7日、いつもの年より22日遅く、これまでで一番遅かった2015年を2日更新し、観測史上、最も遅い初雪です。


※レポート 須崎蓮記者「午後3時半の青森駅前に来ています。頭に白く積もった初雪は勢いを増しています」

青森県内はこのあと冬型の気圧配置が強まり、2日にかけて大雪になる所がある見込みです。気象台によりますと、1日午後6時までの24時間の降雪量はいずれも多い所で、山沿いで20センチ平地で10センチ、さらに2日までの24時間に数十センチと予想されています。遅い雪の季節の到来の一方でシーズン最初からの大雪予報に、青森市民からは様々な反応がありました。


※青森市民は
「え!困ります。病院にも出かけられない。困ります」
「遅く降っているから一度に降るのが大変なだけ」
「(一人暮らしの)高齢者もいるので、今年も雪が多く降ったら、そういった面でも大変なのかな」


気象台は30日夜から大雪による交通障害、農業施設の被害などに注意を呼びかけています。