18日午後3時に、南シナ海で「台風17号」が発生しました。この後、大陸方面へ進む見込みで、日本に直接的な影響はないとみられます。

南の海上が騒がしく、午後5時時点では熱帯低気圧がすでに2つあり、今後、台風まで発達する見込みです。

【台風17号(ミートク)】
18日午後4時10分発表
・18日午後3時の実況
種別:台風
存在地域:南シナ海
進行方向、速さ:西北西 20 km/h (10 kt)
中心気圧:1002 hPa
最大瞬間風速:25 m/s (50 kt)

・19日午前3時の予報
種別:台風
存在地域:南シナ海
進行方向、速さ:西北西 30 km/h (15 kt)
中心気圧:1002 hPa
最大瞬間風速:25 m/s (50 kt)

・19日午後3時の予報
種別:台風
存在地域:南シナ海
進行方向、速さ:北西 10 km/h (6 kt)
中心気圧:1000 hPa
最大瞬間風速:30 m/s (60 kt)

・20日午後3時の予報
種別:熱帯低気圧
存在地域:華南
進行方向、速さ:西北西 ゆっくり
中心気圧:1004 hPa

「熱帯低気圧b」は、フィリピンと台湾の間を西へ進む見込みで、石垣島など先島諸島で影響が出るおそれがあります。

「熱帯低気圧c」も、予報円を見る限りでは本州を避けるかのように東へ進むような進路をとる可能性があります。

ただ、ヨーロッパなど世界各国の予想進路を見ると、九州や本州へ向けて進む進路をとるものもあり、まだ予測は安定していません。念のため、今後の情報に注意してください。