2022年も残すところ1か月余り、青森県つがる市では正月の玄関先を飾る門松作りが本格的に始まり、新年に向けた準備が着々と進んでいます。

新年を祝う門松作りを30日から本格的に始めたのは青森県つがる市木造の「さとう農園」です。さとう農園では、門松の中心となる竹の節目を斜めに切断することで切り口が笑顔のように見える「笑い竹」にしています。そして、土台には歳神様(としがみさま)が宿るとされるクロマツと、荒縄で造った梅の花を飾ると「松竹梅」がそろい、縁起門松の完成です。

※さとう農園 佐藤史成代表
「今年は大雨の影響などで大変だったので来年はみんなで大笑いできるようなそんな1年になればいいなと思い笑い竹の門松を作っています」

今年は材料や運送費の高騰から値段は去年より1割程高くなりましたが、予約は例年通り、400対入っているということです。門松は12月26日頃から青森県内外の企業や家庭などに届けられ、新しい年を縁起よく過せるように願いを込めて正月の玄関先に飾られます。