■MLB ドジャース ー フィリーズ(日本時間18日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースの大谷翔平(31)が、本拠地でのフィリーズ戦に“1番・DH”で出場。8回の第4打席に2戦連発となる51号ソロ本塁打を放った。“本塁打王争い”でナ・リーグ首位を走るK.シュワーバー(32、フィリーズ)の真の前で再び2本差と迫った。
前日の17日にMLB史上6人目となる2年連続50号、史上初の“50本塁打ー50奪三振”もマークした大谷。シュワーバーと本塁打王争いは“3本差”だが、タイトルに向けては「全然何も感じてはいないですかね。1打席でも多くいいアットバット(打席)をつくりたいなというだけなので。まず自分のコントロールできるところを第一に考えて1日1日頑張りたい」と話していた。
8回の第4打席に先発・ルサルド(27、フィリーズ)が投じた6球目のスイーパーをとらえ、バックスクリーン右へ高々と舞いあがり、飛距離約124メートルの豪快弾を叩き込んだ。
第1打席は、初球の155kmのストレートを打ち、セカンドゴロ。第2打席は3球目の直球をバットの先で当てたが、レフトへのライナーだった。第3打席は、見逃し三振。
チームの優勝争いが激しくなる中、今シーズンは残り10試合。逆転のリーグ本塁打王に向け、2戦連発でラストスパートをかける。