■東京2025世界陸上競技選手権大会(17日、国立競技場)

男子400mハードルの準決勝が行われ、世界王者のK.ワーホルム(29、ノルウェー)が47秒72の組2着でフィニッシュし、決勝進出を果たした。

レースは前半からワーホルムが大きくリード。リズムよくハードルを越えると最後は流して2着でフィニッシュ。着順で決勝進出を決めた。

17年ロンドン大会、19年ドーハ大会、そして23年ブダペスト大会を制覇しているワーホルム。金メダルを獲得した2021年の東京五輪では無観客の中、史上初の45秒台となる世界記録45秒94をマークした。世界陸上2連覇、そして4回目の優勝がかかる今大会の予選では余裕を持ったレースで組3着となる48秒56で準決勝進出を決めた。

同種目、日本勢は井之上駿太(23、富士通)、小川大輝(22、東洋大)は豊田兼(22、トヨタ自動車)が出場するも各組上位4人とタイム上位4人が進む準決勝への進出はならなかった。過去には為末大がエドモントン(01年)、ヘルシンキ大会(05年)で2度銅メダルに輝いている。

決勝は19日(金)に行われる。