大河原産業高校の生徒がバレーボールVリーグのリガーレ仙台と共同でメープルシロップを活用した栄養補給食の開発に取り組むことになりました。

これは、16日に大河原産業高校の環境科学科森林類型の生徒4人とリガーレ仙台の加藤彩夏キャプテンらが、大河原町の齋清志町長に報告したものです。

生徒らは、川崎町にある高校の演習林のカエデから採取した樹液を煮詰めたメープルシロップを使用しカステラを作る計画です。

カステラはメープルシロップを使うことで甘味を引き出し、砂糖を減らすことで血糖値の上昇を抑えられることから、スポーツ選手の栄養補給食として人気が高いということです。

生徒:
「地域を盛り上げたり、リガーレ仙台を盛り上げたい。試合前に食べてもらって万全の状態で試合に挑んでもらいたいと思う」

リガーレ仙台 野毛かえで選手:
「(栄養補給食を)試合前に食べることで私たちもパワーに変えて一戦一戦戦っていきたい」

開発したカステラは、2025年11月にリガーレ仙台の選手に提供されるほか、2026年からは町内の菓子店などでも販売する予定です。