宮崎市役所の新庁舎建設について、市民を対象にした基本設計案の説明会が開かれました。

宮崎市は、2031年度中の新庁舎の共用開始を目指していて、先月、建設基本設計案を公表しました。

説明会では、市の担当者が地上13階建ての庁舎を現在の第二庁舎付近に建設し、市民向けの窓口や職務スペースを集約することなどを説明。

新庁舎の北側と東側に新たに平面駐車場を設け、河川敷駐車場とあわせて来庁者向けに307台分を確保するとしていて、総事業費は、資材高騰などから当初より60億円増え、およそ379億円を見込んでいます。

参加者からは、「毎年の維持管理費」や「工期に間に合うのか」などの質問が出されていました。

説明会は、今月19日にも開かれるほか、宮崎市では、今月25日まで新庁舎建設基本設計案についてのパブリックコメントを実施しています。