盛岡市の内舘茂市長が8月、大雨の影響により自らが本部長を務める災害対策本部が設置されたにもかかわらず、翌朝まで登庁しなかったことが分かりました。
(盛岡市・内舘茂市長)
「心から反省して、絶対にないようにしなければならないと思っております」
内舘市長は14日、IBCの取材に応じました。市によりますと、8月20日午後10時5分、盛岡市に土砂災害警戒情報が発表されたのに伴い、市が災害対策本部を設置した際、職員が本部長の内舘市長に電話やメールをしたものの応答がなく、21日の朝まで連絡が取れなかったということです。公用の携帯は持ち帰っていなかったということです。
20日の午後9時ごろに帰宅したという内舘市長は、次のように説明しました。
(内舘茂市長)
「少し熱っぽかったところもあり、かぜ薬は飲みました。そのまま(自宅の)部屋で待機をしていましたが、寝てしまいました」
2024年8月の記録的大雨の初動対応の遅れを教訓に、市として体制の見直しを進めるなか、トップである内舘市長の危機管理に対する姿勢が問われています。
注目の記事
体重の2倍以上165キロ持ち上げ 徳之島の高校生がパワーリフティング日本一 きっかけは野球のため 鹿児島

「なぜ裸?」子どもの質問に小島よしおは…1歳児の子育てに奮闘しながら実践「妻と熱量を同じに」月イチで夫婦は…トークショーで明かした“小島流子育て論”の正体

当時24歳・雑誌記者の辻出紀子さん行方不明から27年… 両親らが情報提供呼びかけ 警察官のべ3万9000人以上が捜査にあたるも有力情報は得られず 三重・伊勢市

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】









