アメリカ西部ユタ州の大学でトランプ大統領に近い政治活動家チャーリー・カーク氏が狙撃され死亡した事件で、州内に住む22歳の男が逮捕されました。
アメリカ ユタ州知事
「容疑者を捕まえました。彼は現場となった大学の学生ではありませんでした」
逮捕されたのは、地元ユタ州に住むタイラー・ロビンソン容疑者(22)です。事件現場から南におよそ400キロ離れた出身地のワシントン郡で、事件発生から33時間後となる11日夜に当局が身柄を拘束しました。
事件現場となったユタバレー大学の学生ではないということです。
ロビンソン容疑者の家族から「本人が犯行をほのめかしている」と連絡を受けた知人が保安官事務所に通報し、特定につながりました。また、ロビンソン容疑者は犯行前、家族に対し、殺害されたカーク氏について「彼は憎しみに満ち、憎しみを広めている」と非難していたということです。
現場付近からライフル銃とともに見つかった薬きょうには「ファシストよ、これをくらえ!」と刻まれていたということで、当局が詳しい経緯を調べています。
一方、大学近くの公園ではカーク氏を追悼するイベントが行われ、花やロウソクが手向けられています。
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