コロナ禍で落ち込んだ酒の需要を掘り起こそうと、29日、長崎市で県内の酒造メーカーなどが参加してのイベントが開かれました。


クリスマスにぴったりなシャンパンや、若者に今うけている“映える” 色鮮やかな酒が並びます。

コロナ禍で落ち込んだ酒の需要を取り戻そうと、3年ぶりに開催されたこのイベントでは、酒造メーカーと飲食店から、およそ90社の1,600アイテムが並びました。

テーマは『新しい時代のニューノーマル』

いま人気のキャンプでは、手軽に楽しめる“缶”の需要が高まっているそうです。

ワールドカップ開催にあわせサッカーボールの形をしたボトル。中は“わかめ焼酎”です。

製造・販売しているのは、明治17年から酒造りをしている島原市の山﨑本店酒造場です。

山﨑本店酒造場は、県の天然記念物でもある島原半島の一部でしか生育していない『シマバライチゴ』を自家栽培し、リキュールを作りました。


山崎本店酒造場 山崎倫弘 社長:
「島原にこういったキイチゴがあって、とても甘くてきれいな酸があっておいしいリキュールになっております。(コロナ禍の)豊かな生活に貢献できたらと思っております」

西九州酒類販売 光冨英造 社長:
「“これならいけるよね” “おすすめできるよね”と味見をしていただいて、お店で使っていただくというのを目的にしております」

お酒を飲む機会が増え、年末商戦も始まる前の販路拡大にむけて、PRに熱が入っていました。














