静岡県沼津市の高校生が開発した体験キットを使い、静岡県伊東市の小学生が8月30日、楽しみながら命の大切さを学びました。

沼津商業高校の生徒が開発したのは、「アクアポニックス」という魚と植物を同時に育てる循環型の栽培方法を手軽に体験できるキットです。身近な体験を通じて命のつながりを学ぶことを目的にしています。

この日の体験には伊東市内に住む小学生5人が参加し、メダカすくいを取り入れた工程などを楽しみながら、高校生たちが準備した体験キットを制作しました。

<参加した児童>
「難しかったけど楽しかった」
<参加した児童>
「メダカと一緒に植物も飼えることがびっくりした」

<沼津商業高校 渡邊大雅さん>
「多くの小学生や子どもたちに、このアクアポニックスのキットを広げていきたいと思っています」

沼津商業の生徒たちは今後、この取り組みを全国規模のビジネスプラン大会に出品するということです。