山口県岩国市を流れる錦川の夏の風物詩、鵜飼い(うかい)の今シーズンの乗船者はおよそ3100人でした。

鵜飼いは鵜を使ってアユを捕る伝統的な漁法で、錦川での始まりはおよそ400年前と言われています。錦帯橋を背景に、腰みの姿の鵜匠が手縄で鵜を操る光景は、岩国の夏の風物詩です。

毎年9月10日までですが、今シーズンの最終日の10日は天候の影響で中止になりました。期間中の実施日数は83日で、乗船者は昨シーズンよりも506人少ない3127人でした。鵜飼い事務所ではお盆休み中の雨が影響しているとみています。

9月13日から9月いっぱいと11月の土日祝日には、秋の遊覧の「もみじ舟」が運航される予定です。