国の内外で活躍する岡山市出身の現代美術作家、平子雄一さんの個展が、今月(9月)16日に岡山県立美術館で始まります。

開幕に向けて会場では準備が進められています。クレーン車で美術館の中庭に作品が運び込まれていきます。平子さんはイギリスのウインブルドン芸術大学を卒業後、東京を拠点に「自然と人間の共存関係」をテーマにした絵画や立体作品などを制作。国の内外で個展を開いてきました。

岡山市の岡山芸術創造劇場ハレノワの常設展示作品や、香港にあるエルメスの店舗のウインドウディスプレイなども手掛けています。岡山県内で大規模な個展を開くのは初めてで、会場には多くの新作を含む約400点が展示されます。

(現代美術作家 平子雄一さん)
「作品の根源となるものは、ぼくが岡山で生まれたからこそつくりあげられたものなので、岡山の皆様にお見せできるのはうれしいです」
「平子雄一展 ORIGIN」は、今月16日から岡山市北区の岡山県立美術館で開かれます。