関東地方では大気の状態が非常に不安定になっていて、ゲリラ雷雨が発生しています。東京都や神奈川県で「記録的短時間大雨情報」が発表されていて、低い土地の浸水などに警戒が必要です。
記者
「雷とともに大粒の雨が地面を打ちつけています」
関東地方では大気の状態が非常に不安定になっていて、ゲリラ雷雨が発生しています。
東京・渋谷区では一時、道路が冠水。さらに、世田谷区の谷沢川では茶色く濁った水が強い勢いで流れています。
東京都は午後2時半ごろ、谷沢川に氾濫発生情報を発表しました。
空の便にも影響がでていて、全日空や日本航空などは、羽田空港の上空に雷雲が接近したため、地上で機体の誘導などを行うグランドハンドリング作業を全面的に中止。航空機の離着陸がストップしています。
気象庁は東京都や神奈川県などに「記録的短時間大雨情報」を発表。世田谷区付近や川崎市宮前区付近で午後2時半までの1時間におよそ100ミリ、さらに目黒区緑が丘で午後3時20分までの1時間におよそ134ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。
このあとも、関東地方ではあすの明け方にかけて雷を伴う非常に激しい雨が降るおそれがあり、あすの朝6時までに予想される24時間の降水量はいずれも多いところで、栃木県で120ミリ、群馬県で100ミリ、東京や埼玉県でも80ミリと予想されています。
低い土地の浸水や土砂災害、川の増水・氾濫に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。
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