東海豪雨から25年を迎えたきょう、犠牲者を追悼し被害を語り継ぐ集会が名古屋で開かれました。
2000年9月11日に起きた東海豪雨では死者10人、約7万棟の住宅が浸水する被害がでました。けさ、25年前に決壊した西区の新川沿いの公園には、豪雨を経験した地元の人ら約30人が集まりました。


竹の灯籠に火を灯し犠牲者への黙祷が捧げられ、被災者が当時、水仙の花に励まされたことにちなんで、水仙の球根が植えられました。

(東海豪雨を語り継ぐ会 石田音人さん)
「風化したようで、まだ多くが伝え切れていない。生きている限りはやろうと準備をしたいと思っている」
また、集会の会場には当時の様子の写真が展示されました。
