アフリカ・ガーナのホームタウンに認定された三条市。市へ苦情などはおよそ7000件に上り、予定されていたガーナ政府の三条視察も中止になるなど波紋が広がっています。

【三条市 滝沢亮 市長】「当初はもう電話も何百件、メールも何千件というような話でしたが、それと比べたら皆様にご理解いただいて落ち着いてはきておりますが、まだ続いているところではございます」

JICA=国際協力機構が三条市をガーナのホームタウンに認定した先月21日から、

三条市役所が「ガーナ市役所」に書き換えられるいやがらせ、そして「移民が大量にやってくる」との情報がSNS上に拡散しました。

三条市の滝沢市長は10日、市におよそ7000件の苦情や意見が寄せられたと明らかにしました。

さらに今月下旬から予定されていたガーナ政府関係者の三条市の視察もJICAを通じて中止することが伝えられたそうです。理由は知らされていないということです。

【三条市 滝沢亮 市長】「移民の大量移入とかそういうものではございません。ですので、その点につきましては市のホームページ様々なところでも発信しているところでございますので、そちらの情報も含めまして、ご覧になっていただければなと」

ホームタウン認定で三条市は来年から1年間、地域おこし協力隊がガーナで研修する計画ですが、滝沢市長は「今のところ行く予定」と話しています。