9月9日は9と9の語呂合わせで「救急の日」です。山口県庁で、職員を対象にした救命研修会が開かれました。

研修会は、県職員が率先して救命の技術を学ぶことで、県民に緊急時の対応を知ってもらおうと毎年実施されています。人が倒れて呼吸がないなどへの対応として心肺蘇生法を消防士らから学びました。

職員らは、胸を押す時、ひじをまっすぐにして体重をかけることや、周りの人と協力をすることなどの心得を学んでいました。
職員
「1人でも多くの方がこういうことに対応できることが望ましいと思いますので、もちろん県の職員も対応できるように、日頃から講習を受けていくことが大事だと思いました」
別の職員
「やってみたんですけど、1人ではしんどいので、1人ではできないかなと思うんですけど、知ってる人が1人でもいるといいかな」

消防によると、心肺蘇生は倒れてから10分程度のうちに正しい処置が行われるかが、患者の回復に大きく関わるということです。また、携帯電話で119番通報するときは、スピーカーにして話すなどして、周りの人たちと協力してほしいとしています。