去年9月、自転車に乗った少女の胸をすれ違いざまに触り、けがを負わせたなどとして不同意わいせつと傷害の罪に問われている男の裁判が9日、山口地裁で開かれ、裁判所は男に懲役1年8か月の実刑判決を言い渡しました。
不同意わいせつと傷害の罪で判決が言い渡されたのは、宇部市の無職の男(27)です。
判決によりますと、男は去年9月、山口市の路上で、すれ違いざまに自転車に乗っていた少女(当時15)の左胸を両手で触り、少女を転倒させて打撲などのけがを負わせました。また今年4月には防府市の路上で、自転車に乗っていた少女(当時15歳)に後ろから近づき、両胸を両手で数回もむわいせつな行為をしました。
男は強制わいせつの罪で、執行猶予付きの有罪判決を受けていて、この判決から10か月足らずでの犯行でした。
山口地裁で行われた判決公判で、安達拓裁判官は「夜間、帰宅中の若い女性を狙った卑劣な犯行。男の性癖と密接に関連する犯罪であることから、再犯のおそれも否定できない」として、懲役1年8か月の実刑判決を言い渡しました。求刑は懲役2年6か月でした。
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