みずほ銀行は8日、山口市の山口支店など3つの支店と2つの出張所で、午前11時半から1時間の休業を始めました。

労働人口が減少し、地方では銀行員の人手不足が課題となっています。

みずほ銀行山口支店では、これまで5人ほどのグループ3つに分かれ、交代で昼の休憩を取っていました。昼に1時間の休業を取り入れることで、営業時間の安定した人員確保が期待されます。

シャッターが閉まると、行員は一斉に休憩に入りました。

みずほ銀行山口支店 俣野浩章副支店長
「銀行に入って初めて、昼にシャッターが閉まるのを目の当たりにしておりますけど、銀行の支店の運営というのも様変わりしてきているんだなというのを実感する日になっております。お客様のサービスの質を落とさないということを第一に考えていきたいところであります」

昼の休業中は窓口は利用できませんが、ATMは通常どおり利用できます。

メガバンクではみずほ銀行のほか、三菱UFJ銀行が去年から昼休業を導入していて、今年11月から新たに宇部支店も加わるなど、銀行の運営効率化の動きが進んでいます。