捕鯨母船・関鯨丸の母港がある下関市で、くじら供養祭が開かれました。

くじら供養祭は去年、下関市で建造された捕鯨母船・関鯨丸の帰港にあわせ「下関くじら食文化を守る会」が初めて開きました。今年は9月4日の「くじらの日」に行われ、行政や捕鯨の関係者80人が出席し、祭壇に玉串をささげてクジラに感謝しました。

下関くじら食文化を守る会・中尾友昭会長:「食文化を守る会ですから、子どもたちやお年寄り、そういう方たちに鯨肉の提供の機会を増やしていきたい」

このあとの感謝祭では、出席者に生肉やから揚げなど10種類のくじら料理が振る舞われました。「くじらの日」にあわせた供養祭は、来年以降も続けられるということです。