江戸時代の浄瑠璃作家、近松門左衛門の出生の地とされる山口県長門市で8月28日、顕彰会が設立されました。

顕彰会は近松門左衛門の業績をたたえ、後世に語り継ごうと設立されました。
江戸時代の浄瑠璃作家近松門左衛門は、浄瑠璃100編、歌舞伎30編余りの作品を残すなど、東洋のシェークスピアとたたえられています。
諸説ありますが長門で生まれたという伝承があります。顕彰会では長門で出生したとされる文献や資料を収集、整理し、長門市駅や近松ゆかりの地に看板を設置するなどとしています。児童生徒に向けた漫画なども作るということです。
長門近松門左衛門顕彰会 上田俊成会長
「出生伝承があることを若い人たちに次世代の人たちにつなげていかなければならないわれわれは責務があろうと」
近松の浄瑠璃の世界を表現した和紙の人形も活用し、語り継いでいきたいとしています。