東北電力によりますと、2日午後4時頃、女川原子力発電所2号機でテロ対策のために建設される「特定重大事故等対処施設」の工事に従事していた協力会社の50代の男性従業員が車で帰宅中に体調不良を訴えました。

男性従業員はその後、救急車で石巻市立病院に運ばれ、熱中症と診断されて入院しましたが、3日午後、退院したということです。

男性従業員は屋外で鉄筋の積み込みや運搬を担当していたということです。

東北電力は朝礼と退勤時に従業員の体調を確認しているほか、1時間に1度室内での休憩時間を設けるなど熱中症対策を講じていると説明しています。