家計支出のうちの食費の割合「エンゲル係数」が新潟県も過去最大になったことがわかりました。24年前の22%から29%にアップし乳製品・パンなどへの支出が増えています。

総務省の「家計調査」を元に共同通信がまとめたもので、新潟市の2人以上世帯の家計支出の食費割合は去年は28.7%でした。過去最低となった2001年には22.3%から6ポイント以上のアップです。

【市民は】「大変です。野菜も高いし。1回の買い物でやっぱり500円から1000円くらい増えてるんじゃないですかね」

【市民は】「あんまり外食しないから全部自分で作って食べるから、やっぱり響きますよね。大きいわね。前は(買い物)1回で3000円ちょっとくらい。今は5000円あっても足りない」

【市民は】「(エンゲル係数)上がってると思います。お魚とかお肉とかでしょうか。あと調味料とか、マヨネーズとかドレッシングとかも上がっていると思います」

食品別では「乳製品」の支出が月814円から2055円に、「飲料」も2595円から5065円と大幅にアップし、

「パン」も2007円から2788円へ、「麺類」も1342円から1849円に増え、家庭の食卓を直撃しています。

なお、米離れが進んだことから「コメ」は5394円から2072円へと大幅に減少しています。