サントリーホールディングスは、新浪会長が辞任したと発表しました。経営陣も驚いた“突然の辞任劇”。引き金となったのは「サプリ」でした。
きょう、緊急会見を行った「サントリーホールディングス」。その内容は…
サントリーHD 鳥井信宏 社長
「昨夜、弊社代表取締役会長、新浪剛史が辞任いたしました」
およそ10年にわたりサントリーを率いてきた新浪会長の“電撃辞任”でした。
サントリーHD 鳥井信宏 社長
「新浪氏からは、適法の認識のもとに購入したサプリメントに関して捜査が実施されたとの説明がありました」
関係者によりますと、新浪氏は大麻由来の「THC」が含まれた製品をアメリカから輸入した疑いで福岡県警からの取り調べや、自宅の家宅捜索を受けていたということです。その際、新浪氏は「適法な製品だと思っていた」などと説明。
結局、捜索で違法薬物は確認されず、簡易的な尿検査も陰性でした。
しかし、「会長として求められる資質を欠く」として、サントリーの取締役が全員一致で辞職を要求したといいます。
サントリーHD 鳥井信宏 社長
「二人三脚でやろうと言ったのに大変残念です」
経営陣にとっても、まさに“晴天の霹靂”だった辞任。新浪氏をめぐっては…
ローソン 新浪剛史 社長(当時)〈2005年〉
「こういうのは、ぜひ生鮮で小分けした生鮮をお客様が欲しいと」
総合商社を経て、2002年に43歳の若さでローソンの社長に就任。11期連続の増益を達成しました。
その実績を買われ、2014年にはサントリーに創業家以外では初めてとなる社長に迎えられることに…
サントリーHD 新浪剛史 社長(就任時)〈2014年〉
「サントリーを日本初の本当のグローバル企業にするんだと、全身全霊をささげてやってまいりたい」
およそ10年にわたりトップを務め、去年1年間のグループの決算では売上、営業利益ともに過去最高を達成しました。
今年、創業家の鳥井氏に社長職を譲り、会長に就任したばかりでした。おととし4月からは経済同友会の代表幹事に就任。
“経済界の顔”として社会問題に舌鋒鋭く切り込むことも。旧ジャニーズ事務所をめぐる問題では…
経済同友会 新浪剛史 代表幹事(2023年)
「本当に真摯に反省してるのかどうかというところが、まず大変疑わしい。名前もそのまま残ること自身もどうお考えになるのか。サントリーとしても、また経済同友会の代表としても大変これは遺憾」
サントリーは新浪氏の辞任を受け、「業績に影響が出る可能性がある」としたうえで、信頼回復に取り組むとしています。
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