サントリーホールディングスは、新浪会長が辞任したと発表しました。新浪氏は違法薬物をめぐる取り調べを受けていました。
サントリーHD 鳥井信宏 社長
「昨夜、弊社代表取締役会長、新浪剛史が辞任いたしました。本件において皆様にご心配・ご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます」
サントリーホールディングスは、先ほど緊急会見を開き、新浪剛史会長がきのう付で辞表を提出したと明らかにしました。
関係者によりますと、新浪氏は日本では違法の疑いがある薬物を海外から入手したとして、福岡県警から取り調べや関係先の家宅捜索を受けていたということです。
新浪氏による違法薬物の所持や使用は確認されませんでしたが、サントリーは新浪氏の行為について「会長として求められる資質を欠く」と判断したと説明しています。
サントリーHD 鳥井信宏 社長
「ここにいらっしゃる皆様の中には、新浪氏と2人で会見をしたことを覚えている方もいらっしゃると思いますが、二人三脚でやろうと言ったのに大変残念です」
新浪氏は総合商社を経て、2002年に43歳の若さでローソンの社長に就任。2014年には、サントリーに創業家以外で初めての社長として迎えられました。
およそ10年にわたり社長を務めた新浪氏は、今年、創業家の鳥井信宏氏に職を譲り、会長に就任したばかりでした。
会見では、新浪氏からの「会長の仕事を続けることができなくなったことは残念に思っている」とのコメントが紹介されました。
注目の記事
寒暖差で危険“ヒートショック”「今年は明らかに救急患者が増加」⋯風呂だけではない、自宅で起こる“3つの場所” 医師に聞く対策は?

「爆発音も聞こえる」黒煙上げる住宅に飛び込み高齢男性を救出 勇気を支えた津波の経験と“ある警察官”との運命の出会い

【ミセス】「モヤモヤ」する青春が今のキラキラを作った—Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架が母校を訪ねて語った「原点」 【前編】

日本初の定着を確認 メスだけで “クローン増殖” する特定外来生物の生息地が拡大中

自転車で直進したいのに…交差点の一番左が「左折レーン」 どう通行すればいい? 警察に聞く「2つの方法」

コメが倉庫の天井近くまで山積みに… 「コメが余って売れない」 「年明け以降は価格下がる」 国の政策に振り回されたコメ業界

“著しい高温”の後は…1月2日~4日頃から、西日本でこの時期としては10年に一度程度しか起きないような「著しい低温」になる可能性 気象庁が「低温に関する早期天候情報」発表 日本海側の地域には「大雪に関する早期天候情報」も

来年の通常国会は1月23日召集 6月21日までの150日間で過去最大122兆3000億円規模の来年度予算案など審議

高市政権発足から2か月 高い支持率も…経済政策「うまく進む」確率は50%?カギ握る日中関係は【Nスタ解説】

香港マンション火災から1か月 日常生活を取り戻せないままの住人たち「自然と火事を思い出してしまう」 これまでに161人死亡





